インテリアアイテムとして人気な植物。
育てる楽しさがある観葉植物や、変わらない美しさのドライフラワー、そして気軽に取り入れられ季節によって色合いや種類を愉しむことができる生花。
その中でも生花はインテリアに取り入れるだけで、より一層お部屋の雰囲気を深めてくれるだけでなく、気持ちもリフレッシュさせてくれる誰でも簡単に取り入れられる定番のインテリアアイテムになっています。
そこで重要になってくるのがフラワーベースです。
最近では生花を挿していないときでも存在感を放つ個性的なデザインのフラワーベースも多く出てきましたが、やっぱり生花の美しさや儚さを引き立ててくれるのは、シンプルなガラス製のベースかもしれません。
リューズガラスを使ったベース
リューズガラスとは、再利用されたガラスのこと。一度は捨てられたり不要になったガラスをリサイクルして作られたサスティナブル(Sustainable =持続可能)なアイテム。淡い緑色のガラスが特徴です。
リューズガラス製品は、ひとつひとつが職人たちの手によるハンドメイド。
炉(ろ)で溶かしたガラスを竿(さお)ですくい取り、型の中で息を吹き込みながら作る「型吹き成形」という技法で作られているので、ひとつひとつが形や色合い・ガラス表面に生まれるわずかな“しわ”や小さな気泡まで。繊細な表情の違いを愉しめます。
高さのある生花や枝ものに最適
今回セレクトしたのは高さのある3つのガラスベース。
枝先にかけて広がりのあるものや、ボリュームのある枝ものには、広口のものがおすすめ。ベース自体が大きいものは、床に置いても、家具とのバランスも取りやすく、スタイリングのコツも難しくありません。
数種類のお花をバランスよく生けるには、少し口が狭まったタイプのものを選んでみてください。
難しいアレンジも簡単です。口が広いと個々が四方八方を向いてしまい、バランスを取るにはコツがいりますが、口の狭いものは、ざっくりと活けても様になりますよ。
ベースとカラフェの二刀流!?
ちょっとだけ上級ワザとして、ワインのボトルやバケツなど、フラワーベースではないものをベース代わりに使うのもおすすめです。食卓で使うカラフェもベース代わりとして使ってみるのはいかがでしょうか。
持ち手付きのカラフェは、バラやチューリップのように存在感のある花をバサッと飾り付けても素敵です。上にボリュームが来ても持ち手部分が全体のボリューム感を補ってくれて、上手くバランスの取れたアレンジになります。
高さのある細長いシルエットのカラフェは、少し上品に飾り付けたいときにぴったり。数本の花やグリーンだけでも様になるので、初心者の方にもおすすめです。
今回は使いやすい色合いやデザインのリューズガラスを使用したベースを紹介しましたが、お部屋の印象や挿す花に合わせていくつかのベースを準備しておくのもインテリアの可能性を広げる方法のひとつです。
実店舗でも、お店によってさまざまな質感やサイズ・デザインのガラスベースをご用意しています。Instagramでもお店の情報を確認できますのでぜひチェックしてみてください!