XANDER DESIGNS（サンダーデザイン）による人気のJULIE COLLECTION（ジュリーコレクション）に、待望のキッチンキャビネットが登場しました。ジュリーコレクションならではの繊細なデザインが細部に宿り、かつ食品のストックから鍋、食器、家電とキッチン周りのあらゆるものを収納できる大容量の収納を備えた、使い勝手のいい頼もしいキャビネットです。
JULIE COLLECTIONは、今もなお多くの人に愛され続ける1950〜60年代の北欧ヴィンテージ家具をオマージュし、現代の技術を駆使して作られています。角は丸みを帯びた美しい曲線に仕上げ、脚は華奢に、つまみや脚部先端には真鍮カラーを用い、波ガラスや蛇腹扉の付いたちょっぴりレトロなデザイン。それを支えているのは、細部にまで手を抜かない繊細で美しいディテールです。素材は軽量でありながら強度が高く、加工もしやすいポプラ材を使用。美しい木目がいかされ、どこか懐かしく温かみも感じます。このキッチンキャビネットはサイドボードの上に棚がのっているようなデザイン。扉を閉めてスッキリとしかも大容量収納できるサイドボードと、飾りながら収納をできる棚の、まさにいいとこ取り。デザイン性も使い勝手の良さもお墨付きのキッチンキャビネットに仕上がりました。
引き出しのつまみは、高級感のある真鍮カラーのシンプルなデザイン。
細く華奢に仕上げた脚部の先端には真鍮カラーの金具をあしらってポイントに。
蛇腹扉と言われる巻き戸の扉もジュリーコレクションの特徴のひとつ。キャビネットの前にスペースの余裕がなくてもスムーズにものの出し入れができる。中の棚板は５段階に高さ調節可能。
棚の上部は波ガラスの引き戸が付き付いている。巻き戸の扉と同じく、縦にラインが入り、ちょっぴりレトロな雰囲気。波ガラスは中のものをはっきりと見せず、ほどよくぼかしてくれ、かつ軽やかに見せてくれる。棚板は収納するものにより高さを3段階に調節できる。
オープンスペースのバックパネルに付属のフックを取り付け、ものが引っ掛けられるようになっている。また電源タップも付いているため、キッチン家電を収納しつつ使用することができる。コーヒーやお茶、お酒を淹れるコーナーとして、カトラリーや食器、お菓子やパンなどの頻繁に使うアイテムの収納としても大活躍しそうな使い勝手のいいスペース。
下部のサイドボード部分の引き出しは、500mlのペットボトルが入る高さがあり、缶詰や鋳物鍋など重たいものを入れても転倒しないよう、本体の底に重りを入れている。
見た目以上に収納量があり、家電も使え、見せる＆隠す収納を楽しめる、キッチンの頼れる存在になること間違いなしのキャビネット。使用時はぜひ付属の耐震金具を付け、使うことをおすすめします。すでにJULIE COLLECTIONの家具をお使いのかたはもちろん、「キッチンに収納が欲しい」「好きなキッチングッズを飾って楽しみたい」というかたや、「家族やお客様が勝手に淹れて楽しめるドリンクコーナーを作りたい」なんてかたにもぜひおすすめしたい、秀逸なキッチンキャビネットです。これがあるだけで、便利なのはもちろん、暮らしのシーンが豊かになる。生活の質そのものが上がるはずです。
撮影／福田喜一
スタイリング／河野亜紀
構成・文／鈴木奈代
アートディレクション／小橋太郎（Yep）
