[ 暮らしのレシピ VOL.4 ]

自然を取り入れる暮らし

Column・2023.01.06

TIMELESS COMFORTのインテリア好きスタッフ笹山が、暮らしに役立つヒントをご紹介する連載。
今回は、「自然を取り入れる暮らし」について、考えてみました。

あけましておめでとうございます。
お正月はゆっくり過ごされたでしょうか。新年を迎え、一年の目標を立てたり、新しいことにチャレンジしたりという方もいるはず。
私は家の中にもっと植物を増やしたいと考えています。
植物があると癒されますし、インテリアとしてもおしゃれに演出できるので欠かせないものだなと感じています。

植物がとにかく好きで、お花屋さんによく行く私ですが、我が家は猫がいるので注意が必要で、好きな花を何でも飾れるわけではありません。猫にとって危険な花はたくさんあるので、好みのお花を見つけても、これは大丈夫かな?と調べながら購入するようにしています。

せっかくの新年なのでテーブルを華やかにしようと思い、さっそく花を選んできました。

ことはじめの新年は、華やかな「シンビジウム」で

いつもなら選ばない、可愛らしい花弁をつけた「シンビジウム」です。シンビジウムはラン科の植物で、万が一猫が食べてしまっても毒性はないそうで安心です。

「飾らない心」という素敵な花言葉のシンビジウムを生けるのに選んだのは、白いセラミック素材の花器。新年は、さあスタートするぞ!という気持ちが高まり、白い色を選びたくなります。「白」のまっさらな状態は、始まりや出発、可能性といった意味を印象づけてくれるような気がします。

ぐんぐんと成長著しい「エバーフレッシュ」

初回のコラムでもチラッと触れたエバーフレッシュ。
涼しげな葉っぱが印象的です。昼間は生き生きとした葉っぱが夜になると閉じるという、就眠運動をする面白い植物です。毒性はないため、猫のいるおうちではよく見かける観葉植物。

あれからぐんぐん伸びて、倍くらいに成長しました!すごいスピードで伸びたので、支柱にくねくねと固定して、曲げ仕立てに挑戦しているところです。
花を見ることもできました!たんぽぽみたいにほわっと丸い花。近くで見たのは初めてだったのでとても感動しました。

今は、主張の強い大きなテレビの横に置いて、インテリアを中和させています。

モダンな雰囲気が漂う「ホヤ・ロンギフォリア」

吊るす観葉植物が欲しいと思って見つけた、つる性植物です。豆のさやのような肉厚な葉っぱで、チャイナビーンズという別名がついています。モダンな雰囲気が漂う黒縁の葉っぱがかっこよくて気に入りました。
あまり手をかけずとも、毎年春に花を咲かせてくれる可愛い植物です。
猫の手が届かないところに吊るしていたずらされないようにしています。

春が待ち遠しい「アカシアブルーブッシュ」

ミモザの仲間のブルーブッシュはシルバーブルーの葉っぱが気に入って、バルコニーで育てています。春には黄色い花を咲かせてくれるのが、毎年の楽しみになっています。
葉っぱはぐんぐん伸びるので、花が咲き終わる頃に剪定し、スワッグにして楽しんでいます。壁に吊るしてしまうので、猫に触られなくて安心です。

最近知った言葉で「バイオフィリア(biophilia)」という言葉があるのですが、人間には“自然とつながりたい”という本能的欲求があるそうです。
人間は自然に触れることで生産性が向上したり、ストレスが軽減したりとプラスの影響があると言われていて、それは『バイオフィリア効果』と言われています。

おうち時間が増えたことでお部屋に植物を取り入れる人が増えたり、キャンプが好きな人が増えているのは、人間が本能的に自然や生命との結びつきを求めているからなのですね。
お花屋さんに入ると爽やかな香りがしてリラックスできるのも納得です。

このバイオフィリア効果を取り入れる方法は、植物だけではありません。
本物の木を使ったテーブルであったり、森林浴のような香りのアロマアイテムだったりと、自然を感じられるものをお部屋に取り入れることでリラックスすることができます。

タイムレスコンフォートでは本物の木を使った無垢材のテーブルがたくさんあるので、お部屋に自然を取り入れるひとつの手段として選んでみていただくと良いかもしれません。

みなさまの暮らしがより充実した年になりますよう、今年もお手伝いできれば嬉しいです。