火の色を映したようなグラデーションが美しい「緋色」
定番の信楽のシリーズの中でも一番人気の「斑点」。
使いやすい「白」も人気ですが、ぜひ使っていただきたいのが、「緋色」のシリーズ。
和の要素が強いと思われがちなのですが、実は和・洋問わず様々な料理に使えるおすすめの色です。
窯の中の火の色を映したようなグラデーションが美しいこの緋色。
かつては、琵琶湖の土を使い、松の実をくべて焼成することでこの色を生み出していたそうです。
現在は釉薬や焼成温度によって昔ながらの「緋色」を再現しているのですが、同じ釉薬を使っても、窯の中の置く位置によっても色の出かたは変わってきます。
土の色や炎の色、そんな自然の色味ををそのまま映したように、それぞれの個性が光る緋色のうつわ。そんな個性も丸ごと愛したくなる、TIMELESS COMFORTイチオシのアイテムです。
和・洋・中 なんでもお任せ
今日はそんな緋色のうつわを使って、いろいろなメニューを盛り付けてみました。
リムがあり、中央に少し深さがあるので、汁気のある煮物にも最適な丸皿。
丸皿の中サイズを使って、定番の和食をしつらえました。秋のおかずの定番、「里芋とイカの煮物」。
つやつやに煮上がった里芋は、それだけで食欲をそそりますね。
おかずとお皿が同系色の時は青ものを入れることで華やかさをプラスするのもよいですが、案外そのままでも十分素敵です。
お次は洋食のアレンジ。
一番大きな丸皿大にたっぷりと盛り付けたのは、「レンコンと長芋のジャーマンポテト風」。
ジャガイモよりもさっぱりといただける根菜を使いました。
ちょっとわんぱくなイメージのおかずも、Homelandならお手の物。リムのおかげで空間が生まれ、品よく仕上がります。
レンコンと長芋にしっかりと焼き目を入れるのが、大人風に仕上げるコツです。
高温で焼きしめているので、金属のカトラリーも安心して使えます。
オーバルの中サイズに盛り付けたのは、「切り干し大根と水菜、蒸し鶏のナムル風サラダ」
生の大根よりも食感もよく滋味深い味わいの切り干し大根を使うのがポイントです。
サラダ以外にも、揚物、炒め物と様々なメニューで活躍してくれます。
3つのお皿を組みあわせて
お皿の余白がメリハリをつけ、葉野菜のグリーンがアクセントに。季節を感じる食卓になりました。
みなさんもぜひ、Homelandのうつわを使ったさまざまなコーディネイトを楽しんでみてください。
参考に掲載したメニューのレシピの一部を下記にまとめています。秋から冬にかけて旬の野菜をふんだんに使ったメニューです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■材料
レンコン 約300g
長芋 約400g
厚切りベーコン 100g
ニンニク 1かけ
塩 少々
バター 10g
粒マスタード 小さじ2
胡椒 少々
オリーブオイル 適宜
■作り方
①レンコンと長芋、ベーコンを1口大にカットして、レンコンを軽く水にさらす。
②ニンニク1かけを包丁の腹で押しつぶし、オリーブオイルとともにフライパンに入れ、中火であぶり香りを出す
③レンコンを入れ、まんべんなく火が通るように転がしながらじっくりと焼き、全体が半透明になったら長芋とベーコンを入れ、同じく転がしながらじっくりと焼く(ベーコンをカリカリに仕上げたい場合は、ニンニクの次に入れてください)
④全体に火が通ったらバターと粒マスタードを中央に入れ、バターが解けたらフライパンをあおって全体になじませる。
⑤きつねいろになるまでさらに火を入れ、塩、胡椒で味を調えたら完成。
⑥お好みで粒マスタード(分量外)を添えていただきます。
■材料
切り干し大根 25g
水菜 1房
鶏むね肉 1枚
いりごま 小さじ1
ごま油 大さじ2
塩 適宜
レモン汁 小さじ1
ラー油かコチュジャン お好みで少々
■作り方
①鶏むね肉を蒸し(レンジでも可)、粗熱をとってから5ミリくらいの細さに手で割く。
②切り干し大根をさっと洗い、水につけて10~15分戻す。
③水から揚げてしっかり絞り、手でほぐす。
④切り干し大根と割いた鶏むねをボウルに入れ、手で混ぜ合わせる
⑤レモン汁、ごま油、塩、いりごまを入れ、全体に味がなじむまでしっかりと混ぜる。(辛味を入れるときはこのタイミングで入れてください)
⑥水菜を5㎝の長さにカットして、食べる寸前に混ぜ合わせてできあがり。
いりごま(分量外)を追加でぱらりとかけると、見た目と食感のアクセントになります。