ボタンを押すだけ! お店の味を引き出す低温調理器
年末年始に向けてお友達を招いてのパーティーや、親戚同士の集まりに、手の込んだ料理をあれこれと作りたい。そんな時に大活躍すること間違いなしのキッチン家電「低温調理器」。
低温調理器は湯せん調理を一定の温度に保つことのできる調理器具です。
肉や魚のたんぱく質は68℃以上の熱を加えると、水分が抜け硬くなり始めます。
55℃~60℃の熱を長時間加えることで柔らかでジューシーな食感になると言われています。
細かい温度設定ができるので、さまざまな食材を最適な形で調理できるのも嬉しいところ。
例えば、骨付き肉や、すじ肉に含まれるコラーゲンは75℃以上で柔らかくなり、とろとろの食感に。野菜や果物に含まれるペクチンは栄養吸収を促す食物繊維の一種。そのペクチンは80℃以上で分解され柔らかくなります。そんな温度調整もお手の物。
難しい工程は一切ありません。ボタンを押して放っておくだけで、食材がもつ本来のうま味や栄養をそのままに調理することができるのです。
定番おもてなし料理を作ってみる
今回は実際にツヴィリングの低温調理器を使ってパーティーの定番料理「ローストビーフ」を作ってみました。簡単レシピをご紹介します。
お肉の水分をしっかり拭き取り、フォークなどでピケ(穴をあける)をし、塩・こしょう、ニンニク、ハーブを揉みこみます。
フリーザ―バッグにお肉を入れ真空状態にします。「フレッシュ&セーブ」を使うと、真空にするのも簡単。専用のバッグでしっかりと真空にできます。
真空状態にすると味が染み込みやすくなり、火が均一に通るだけでなく、細菌の繁殖を防ぐなどの効果があります。
真空バッグが無い場合は最大限空気を抜いて真空状態に近づけましょう。
いよいよ低温調理器の出番です
ツヴィリングの低温調理機はシンプルで洗練されたデザイン。双子のマークがポイントです。電源を入れると「ピコ」という電子音とともに、温度調整ボタンや設定ボタンが浮かび上がります。
66度で30分を設定し、あとは待つだけ!
温度は0℃~99℃まで0.5℃ずつの設定が可能で、タイマーは最大99時間59分まで設定ができるので幅広い食材の調理が可能です。
※別売りの「低温調理器用Zwilling Pro SS 24cm 蓋」(入荷未定)を使えば、低温調理器をセットしたまま蓋をすることができるので、効率よく調理ができます。もちろん、シリコン部分をつけたままにすれば普通の蓋として使う事もできます。
時間が経ったらフライパンで焼き目を入れて、粗熱が取れたらカットして完成です。出来上がったローストビーフは、うっすらピンク色の断面が食欲をそそります。
低温調理器はなんとなく「料理上級者が使うもの」というイメージがありましたが、そんなことはありませんでした。簡単な下ごしらえだけで料理が格段に美味しくなったり、火の入れ加減が難しい手の込んだ料理も簡単に作ることができます。待っている間にほかのおかずを作って、あっという間にパーティーの準備が完成です!
今年は家族や友達をあっと言わせる料理を作っちゃいましょう!