XANDER DESIGNS 「ESTRIA SIDE BOARD 」を舞台に

「飾る」を楽しむ

TIMELESS COMFORT SELECTIONS・2025.08.29
XANDER DESIGNS 「ESTRIA SIDE BOARD 」を舞台に

「飾る」を楽しむ

TIMELESS COMFORT SELECTIONS・2025.08.29

プリミティブでモダン、2つの表情を併せ持つ「ESTRIA SIDE BOARD」

XANDER DESIGNS(サンダーデザイン)のESTRIA SIDE BOARD(エストリアサイドボード)はオーク材の木目の美しさを最大限活かし、モダンに仕上げた家具です。扉にはあえて節のあるオーク材を用い、自然がつくりだすプリミティブな造形美をそのまま再現すべく、4枚の扉に木目がきれいに繋がるように仕立てています。その姿はまるで1枚のアート作品のよう。扉を縁取っているのは黒く塗装したオーク材。浮造りという技法で、木材の表面の柔らかいところを削り取り、木目を立体的に浮き上がらせて黒く塗っているため、温かみがあってとても表情豊かです。脚部は黒く塗装したスチール素材で、水平・垂直ラインが際立つ、無駄を省いたすっきりとしたフォルムの美しいデザイン。とてもモダンでシンプル、かつ天然木の魅力や温かさを存分に感じられる魅力的な家具です。

このエストリアサイドボードを主役に、インテリアスタイリストの河野亜紀さんに2通りのスタイリングをして頂きました。

スタイリッシュな大人のためのリビングなら

まずは、大人が寛ぐためのモダンなリビングを想定したスタイリングです。テーマカラーは黒とゴールド。中央に飾った額入りのアートを頂点として三角形になるように小物を配置しています。

「小物は小さなものをたくさん置くのではなく、大きくてインパクトのあるものを厳選し、少なめに。サイドボードが水平・垂直ラインを強調した硬い印象なので、壁の鏡やブックエンドなどの円形の小物を置いて、柔らかさを加えるのがポイントです。さらに観葉植物が、ガラスやゴールド、黒などの強い色&硬質なアイテムを並べたところに程よい抜け感を出してくれます。全体としてはサイドボードに負けない、フォルムのしっかりとした硬質な素材のお気に入りの小物を厳選して置き、植物で抜け感を出す・・・そんなイメージです」と河野さん。

ブックエンド、インセンスホルダー、花器、鏡など、硬質素材でトーンを揃え、円形のアイテムを重ねて飾ることで柔らかさをプラス。

横に置いたXANDER DESIGNS / ESTRIA TALL BOOK CABINET(サンダーデザイン / エストリアトールブックキャビネット)にもガラスや陶器のフォルムのしっかりとした花器などを飾って。ところどころに植物を置くことで緊張感が緩み、程よい抜け感が生まれます。

ものが多い、ラフでカジュアルなリビングなら

次は、小さなお子さんと犬のいる、動物好きでアウトドア好きなファミリーを想定したリビングのスタイリングです。こちらは、テーマカラーなどをあえて決めずに、ラフにカジュアルにスタイリングしています。

「サイドボードの天然オーク材の木目が、ナチュラルで温かみのあるインテリアにも合いますよね。動物にまつわるアイテムをあちこちに散りばめ、あえていろいろな色のアイテムを加えていますが、サイドボードがすっきりとしたデザインのせいか、こまごまとしたものを置いても雑多に見えません。ナチュラル素材やほっこりとした小物を、エッジの効いたサイドボードがピリッと引き締めてくれる気がします」と河野さん。

床にもサイドボード上にも、愛らしい動物モチーフのアイテムを散りばめていますが、シャープなデザインのエストリアサイドボードのお陰で、甘くなりすぎない仕上がりに。

サイドボードの天然オーク材を背景に、特にテーマカラーを決めずに、カラフルなおもちゃやクッションをあしらって。ピンク色の恐竜やクッションの黄色がさし色となり、不思議とまとまります。

木や籐などの天然素材のアイテムは、なるべくサイドボードの色味と揃えるのがおすすめ。異なる天然素材のアイテムたちをサイドボードの黒が引き締めてくれます。

さまざまなインテリアを受け止めてくれるサイドボード

エストリアサイドボードを用いた2つのスタイリング例、いかがでしたでしょうか。同じサイドボードを主役としたスタイリングでも、あしらう小物によってこんなにも印象が変わります。

「こんなふうにエストリアサイドボードは、モダンなインテリアには温かみを添えてくれ、ナチュラルで温かみのあるインテリアなら引き締め役となってくれます」と河野さん。隙のない凛としたデザインが一見とっつきにくく、取り入れるのにハードルがちょっぴり高そう?と思われがちですが、実はとても合わせやすいことも魅力のひとつ。さまざまなインテリアスタイルを受け止めてくれる、使い勝手のいい、懐深いサイドボードなのです。引越しをしても、インテリアスタイルを変えてもきっと使い続けられる、飽きずに長く愛せる一生ものの家具です。

教えてくれた人
インテリアスタイリスト 河野亜紀さん
インテリアや料理のテーブルコーディネートなど、暮らしまわりのスタイリングを手がける。雑誌をはじめ、広告、書籍など幅広く活躍する。

撮影/福田喜一
スタイリング/河野亜紀
構成・文/鈴木奈代
アートディレクション/小橋太郎(Yep)