[ 家具選びのいろは Vol.3 ]

一緒に時を刻む
無垢材(むくざい)のテーブル

Column・2022.08.23

人気の無垢材家具。TIMELESS COMFORTには、無垢材を使った家具が多くあります。タイムレスな心地よさと、天然素材の質感は切っても切れない関係にあるからです。

そもそも無垢材って?

一般的に販売されている木製家具の多くは、天然木をスライスしたものを合板(ごうはん)の表面に貼った「突板(つきいた)」や、木目をプリントしたメラミン樹脂や紙を貼った「プリント合板」が多く使われています。厳密にいうと後者は本物の木ではないので、木目風家具ということになりますね。

 対して無垢材は、簡単に言うと天然木の丸太をそのまま切り出した板のことで、とても贅沢な材ということになります。無垢材の魅力は、何といってもその美しい木目や色合いで、強度もあり、長く使い風合いを増していく経年変化を楽しむことができます。

自然のぬくもりを感じる手触りや心地よい木の香りに包まれれば、ますます愛着が湧いてくるのが無垢材というものです。

無垢材の中にもいくつか種類があります。

スライスした板を一枚そのまま使った「一枚板(いちまいいた)」は無垢材の中でも最も贅沢で貴重な材です。無垢材の板をはぎ合わせたものを「幅ハギ材(はばはぎざい)」と言います。より小さくカットされた無垢材の木片を貼り合わせたものを「ブロック集成材」と言います。

TIMELESS COMFORTで扱っている無垢材家具の多くは、手軽に天然木の質感を味わうことがきる「幅ハギ材」です。
中でもSQUARE ROOTS(スクエアルーツ)の「NEXA DININGTABLE(ネクサ ダイニングテーブル)」は特徴的。天板の両脇に、丸太表面の形をそのまま残したライブエッジ(耳付き)仕様になっています。ひとつとして同じものはないライブエッジのカーブが描く自然の造形美は、無垢材の良さを最大限に生かします。

その反面、ライブエッジ部分は木の芯に比べて柔らかく、反りが起きやすいとも言われています。SQUARE ROOTSデザイナーのジャスティンは無垢材のプロフェッショナル。木の動きに合わせた反り止めや、機能性と意匠性を備えたバタフライジョイント(ちぎり)の使い方など、TIMELESS COMFORTの家具バイヤーも驚くほど計算しつくされた構造をしています。

扱いにくいと言われることもある無垢材家具の中でも、自信をもってお勧めできる「NEXA DININGTABLE」。愛着をもち、手入れしながら、一緒に時を刻む価値のある一品です。

魅力がいっぱいの無垢材家具ですが、いくつかのデメリットを理解しておかなければなりません。

① ハイコストであること
無垢材の家具は、一本の木から取り出した材をそのまま使うので、使用できる量が限られてしまい、大量生産される突板やプリント合板でできた家具より価格が高くなってしまいます。製造過程で長い時間をかけてしっかりと乾燥させる必要があり、この工程にもコストがかかることなどからも、必然的に価格は上がってしまいます。

 ②環境による変化に注意
次に、無垢材は生きているので、温度や湿度など四季の変化や周りの環境によって収縮することがあります。これによって、ひび割れや反りなどが生じる可能性があるのです。そうならないためにも、夏場は除湿、冬は加湿をするなど環境をできるだけ保ってあげたいところです。

無垢材はその質感を活かすため、厚いコーティングなどの表面加工を施さないものがほとんど(NEXA DININGTABLE はオイル仕上げ)で、輪じみや傷などがつきやすい性質を持っています。食事をする際はランチョンマットやコースターを敷くことをお勧めします。

 手がかかる子ほどかわいいとも言いますが、あまり神経質になりすぎるとお手入れやメンテナンスがストレスになってしまうことも。傷や、シミも一緒に時を刻んだ証として、おおらかに受け入れることで、愛着を持って長く使っていくことができるのではないでしょうか。

 実際お店でも「どの木材選んだらいいの?」というお問い合わせをいただくことも多いのですが、どれが良い材でどれが悪い材ということはありません。
それぞれの材にメリットデメリットがあるので、ライフスタイルや好みで、自分に合った材の家具を選びたいですね。

 木材だけでなく、サイズや、デザインも家具選びの重要なポイント。
TIMELESS COMFORTのお店には様々なタイプの家具が並んでいます。ぜひ、実際にものを見て触りながら、比較検討してみていただきたいです。小さなことでも構いませんので、スタッフにお気軽に相談ください!