おうちの空間の中でも、生活感が出がちなお風呂まわり。
一日のON/OFFが切り替わる場所でもある空間だからこそ、お気に入りのアイテムがひとつでも視界に入ると、少しだけ自分を労えるような気がします。
洗面所や水回り専用のグッズは実はキッチングッズなどを応用して使っても素敵にアレンジができます。
今回は、ちょっと意外性のある(?)バスルームのインテリアアイディアを3つご紹介します。
水回りのインテリアは後回しにしていた…という方も、ひょっとして今おうちにあるもので応用できるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
アイディア1:大きめキャニスターをバスソルト入れに。
キッチンでは、食べ物や調味料を入れるのに重宝するキャニスター。当然ながら密閉性や耐久性に優れているので、パッケージが賑やかに主張しがちなバスソルトや入浴剤を詰め替えるのにぴったり。
スペインのリサイクルガラス「サンミゲル」のキャニスターなら、S(250ml)~LL(1500ml)まで4つのサイズバリエーションでご用意しています。
近頃あまり見かけなくなった素朴な印象のコルク蓋ですが、柔軟性、弾力性に富み、気体や液体を通さず、腐敗に対する抵抗力も強いことから、実は容器の蓋としてもとても優秀な素材です。また木を伐採せずに生産できるため、環境負荷も低いサステナブル素材です。
アイディア2: ラタンのトレイをアメニティ置きに。
パンや果物などを簡易的に入れたり、カトラリーをまとめておくのに便利なラタンのトレイですが、洗面所周りのアメニティ置きに使用すると、ぐっと垢ぬけた印象を演出できます。
メイドインカンボジアの「フランジパニラタン」のオーバルトレイ。「ラタン」といえば、どこか夏っぽいイメージを持ちがちですが、洗面所に使えばどことなくホテルライクな印象に。シーズンで使用シーンをシフトしてみるのも楽しいですね。
※ラタンは水に強い素材ですが、完全に濡れてしまった場合にはカビを防ぐためによく乾かしてご使用ください。
アイディア3:ロングカッティングボードをバステーブルに。
おもてなしのシーンで特に活躍するロングカッティングボード。テーブルランナーのように配置する用途だけを想像しがちですが、実はバステーブルとして使っても素敵なんです。
イタリアのオリーブウッド製品ブランド「アルテレニョ」では、樹齢200〜300年と言われるオリーブウッドを贅沢に使用した、長さ約60cmのロングカッティングボードを生産しています。加工前の姿を想像したくなるような個性豊かで有機的なその形は、画一的な印象になりがちな浴室に温かみを与えてくれます。
一般的なバステーブルよりも少々短めとなりますので、浴槽の幅に満たない時は斜めに配置するのもおすすめです。
※オリーブウッドは、水はけがよく抗菌性の高い性質を備えていますが、水気を含んだ場合は良く乾かしてください。
モノには適材適所がありますが、固定概念に捉われず、自分なりのアレンジを楽しんでみるのも生活を豊かにするためのポイントになります。
アイテムの特徴を正しく理解すれば、使用シーンは無限に広がり、結果として一つのモノを長く愛用できることに繋がるのではないでしょうか。