イタリアのメーカーが開発した、ハイテクノロジー素材FENIX（フェニックス）を天板に用いたテーブル、「CONTE ORDER TABLE（コンテ オーダーテーブル）」がecruxe（エクリュクス）シリーズに仲間入りしました。
FENIXは老舗家具メーカーも採用する、さまざまな機能を持つ画期的な機能性素材。中でも最大の魅力が汚れや傷に強いことです。小さな傷なら、家庭で簡単に修復できます。いつも暮らしの真ん中にあり、食事はもちろん、子供のお絵描きに勉強、そして大人の仕事場と、使わない日はないダイニングテーブル。毎日、みんなが触れるからこそ、汚れや傷を気にせず使えるのは嬉しいことですよね。
くわえてお伝えしたいのが合わせやすいという点。ダイニングテーブルを選ぶ時に悩ましいのは、フローリング、ダイニングチェア、サイドボードに食器棚と、とかく木製の家具や建具が渋滞しがちな中で、ピッタリと木の色を合わせるのが難しいこと。ダイニング・キッチンは木製の家具が特に多く、家具選びが悩ましい・・・という声も多いのではないでしょうか？このテーブルなら、フレームに木があしらわれているものの天板のほとんどがブラックとグレージュ、そして脚もスチールなので手持ちの木製家具にも合わせやすく、ニュアンスのあるオシャレな色合いとデザインがインテリアのポイントになってくれるはずです。
天板は、ブラックのFENIXにウォルナット材のフレームと、グレージュのFENIXにオーク材のフレームの２種類。脚はスチール製で下記の２種類から選べます。
下にいくほどすぼまった、ベージュのスチール製の脚。台形型のデザインがテーブルのポイントになった特徴のあるデザイン。ベージュの色合いがテーブルを軽やかに見せてくれます。
ストレートレッグのブラックのスチール製の脚。シンプルで、どんなダイニングチェアや周りの家具にも合わせやすく、ダイニングチェアのデザインをひきたててくれます。
FENIXは、2013年イタリアのアルパ社で開発されました。「不死鳥」という名の通り、小さな傷であれば何度も修復可能であることをはじめとし、下記のようにナノテクノロジーを駆使したさまざまなユニークで実用的な機能を持っています。環境にも優しく、画期的な次世代のハイテクノロジー素材なのです。
FENIXはその特殊な表面形状のため、菌が付着しにくいのが特徴です。さらに熱、水、薬品に強く、アルコールを含む除菌剤やシート類も使用可能。木製テーブルではアルコールスプレーやシートが使えないというケースもありますよね。テーブルをきちんと除菌したいというかたにもおすすめの素材です。
表面にナノレベルの不規則な凹凸があるため、そもそも傷が付きにくいのが特徴です。頑丈で打撃や傷に比較的強いです。その上で、とても滑らかな優しい触り心地なのも魅力のひとつです。
FENIXの優れた特性のひとつがキズの熱修復。擦り傷程度であれば、アイロンなどの熱、もしくはメラミンスポンジで軽くこすることで生じる摩擦熱によって、簡単に修復することができます。お湯を含ませた布巾で拭くのもおすすめ。表面が完全に損傷しない限り、何度でも修復可能で、家具をいつまでもきれいに保つことができるのです。
テーブルで意外に目立つのが指紋による汚れ。FENIXは表面にナノレベルの不規則な凹凸があるおかげで、水気や油分を吸収しにくく、指紋が付きにくいのも特徴です。ベタついたりすることもなく、つねにサラリとした手触りがずっと続きます。
特筆すべきはその色と風合い。どちらの色もマットで高級感があり、グレージュは絶妙におしゃれな色合いだし、ブラックも強く主張しすぎない上品な仕上がり。北欧の老舗ブランドが取り入れているのが納得できる、洗練された色です。この上に置いただけで、途端に器も料理もグッと垢抜けて見える、そんな不思議な力のある色、風合い。吸いつくようなマットなテクスチャーは光を反射しにくく、写真に撮った時にも主役をひきたて、映えること間違いなしです。
フレームにはオーク材、ウォールナット材のいずれかを施し、角を丸く仕上げているので、ぶつかっても安心。小さなお子さまのいるご家庭にもおすすめです。フレームが温かみのある天然木なので、横からみた断面も美しく、カジュアルになりすぎず、木製のダイニングチェアとも合わせやすいです。
CONTE ORDER TABLEは、受注生産です。ご入金確認後に製作をスタートし、完成には約1.5ヶ月程度を要します。
抜群の機能性でお手入れがラク、そして合わせやすい、そんな夢のようなテーブル。ダイニングテーブルとしてはもちろん、趣味などを行う作業机や、勉強机、仕事机としてもおすすめです。ぜひ、あなたの暮らしの真ん中に取り入れてみてはいかがでしょう。
構成・文／鈴木奈代
アートディレクション／小橋太郎（Yep）
