夏の麺鉢展

2024.07.04 - 07.31

今年も暑い夏になりそうですね!夏と言えばえだまめにビール、かき氷など、冷たいものが恋しくなってきます。さっと食べられる麺料理も、暑い日には欠かせない定番メニューですね。そうめんにざる蕎麦、冷麺など、日本にはたくさん美味しい麺料理があります。うつわにこだわれば、より美味しく、楽しく食べられること間違いなし!

という事で、TIMELESS COMFORT各店で、麺料理をもっと美味しくしてくれるうつわを揃えてみました。日本の陶磁器の産地の中でも、丼ぶりや鉢物を得意とする「美濃焼」の様々なメーカーから、形や素材、色にこだわった個性的なアイテムをセレクトしています。

業務用食器から一般家庭での日常使いのうつわまで手掛ける量産メーカーから、伝統の技法を継承しながら手作りで生産を続ける窯元まで、全22点のラインナップを、それぞれのメーカーの特徴とともにご紹介します。

オンラインストアでは、7月31日までにご予約いただいたものを、8月7日以降に順次発送いたします。

日本の食卓を支える、美濃の量産メーカー

古くは明治時代より和食器から輸出用の洋食器まで、各社が得意とする技法を受け継ぎ現代の生活に合わせ、優れたデザインとクオリティでうつわづくりを続ける美濃焼の量産メーカー。回転の遠心力で自動成型する「ローラー自動機」や、シリコンで圧着して絵付けを施す「パッド印刷機」などを用いて、成型から絵付け、焼成まで自動で行う大規模の工場も多数現存しています。「やきもの生産日本一」の名にふさわしく、国内で生産される食器の半数を占め、まさに日本の食卓を支える産地として名高い美濃の地で作られる磁器製のうつわは、とても丈夫で日常使いにぴったり。今回は4社から夏の麺料理にぴったりの器をセレクトしました。

三峰陶苑(さんぽうとうえん)/麺丼 古代草花

昭和53年、岐阜県土岐市に創業。主力の染付製品(磁器の上に「呉須(ごす)」などの青い釉薬で絵付けを施したもの)は創業当初から三峰陶苑が得意とする伝統の技術です。手描きのような力強い筆使いや、淡くやさしい色使いの彩色まで技術の高さを誇ります。手描きでおこしたデザインを量産用のパット印刷で仕上げた麺丼。大胆に描かれた草花柄はぶっかけうどんや山菜たっぷりのやまかけ蕎麦などとの相性がよく、日本の食卓に馴染み普段使いに最適です。

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三峰陶苑/美濃民藝 玉淵65ボウル

民藝の代表的模様の飛鉋(とびかんな)を量産の技術で表現した平丼。サラダ麺やぶっかけうどんなど冷たい麺はもちろん、煮物などとの相性も抜群です。日常使いのうつわとしても用途が広い嬉しい一点です。

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三峰陶苑/麺丼 天目白流し

鉄分を多く含んだ天目釉に白灰の釉薬で化粧がけした重厚感あふれる平丼。料理を引き立たせ、うどんや蕎麦との相性が絶妙です。煮物やサラダなど普段使いでも使えるマルチなうつわです。

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カネ定製陶(かねさだせいとう)/若草刷毛目 平丼 大

明治2年、岐阜県土岐市に創業した、駄知地方の老舗量産メーカー。職人による筆巻きや施釉を行い、手仕事を一手間加え他社との差別化を図っています。職人が一点一点引く刷毛目は味わい深く、美しい若草の色を引き立てます。冷麺や坦々麺、暑くなると食べたくなる麺料理にピッタリ。目からも涼を感じる丼です。

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昭和製陶(しょうわせいとう)/琉球るり唐草しのぎ深ボウル 大

昭和2年、岐阜県土岐市駄知に創業。豊富な釉薬とスクリーンやパッド印刷を取り入れたデザイン、使い勝手の良い形状を追求し続けている量産メーカーです。縁起の良い唐草紋様をあしらい、口縁の錆巻きが沖縄の「やちむん」を思わせる平丼。大きく開いた形状は料理を美味しく見せ、食卓を華やかにしてくれます。夏の冷麺だけでなく大皿としても使いやすので、唐揚げや炒め物などにもおすすめです。

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小田陶器(おだとうき)/さざなみ麺丼 青白

明治初期より欧米諸国に向けた洋食器を生産・輸出し世界有数の白磁の産地として繁栄してきた瑞浪の地で、大正10年に創業。100年余り白磁のうつわを作り続けている老舗の窯元です。伝統的なしのぎ紋様の繊細なレリーフが美しい麺丼。食材を引き立たせ、料理を美しく見せる薄い青磁は夏に活躍するうつわです。冷麺や蕎麦、すだちうどんなど爽やかな料理におすすめ。

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個性的な魅力がいっぱい、手仕事を続ける小さな窯元。

美濃焼の歴史は古く、古墳時代から平安時代にかけて生産されていた「須恵焼(すえやき)」と呼ばれる炻器(せっき)から始まり、室町時代には瀬戸の陶工により「古瀬戸(こせと)」と呼ばれる釉薬を施す陶器生産の基礎が作られました。そこから「黄瀬戸(きせと)」「織部(おりべ)」「志野(しの)」など、茶の湯のうつわを中心に新しい焼きものが発展していきます。江戸時代に入り、経済が盛んになるとともに磁器の生産が始まり、量産系のうつわを生産する窯が増えていきましたが、その陰で茶の湯の世界で焼き物を一つの作品として楽しむ陶工を中心に小さな窯元も残り、それぞれの特徴を生かした、個性的なうつわ作りが現代まで続いています。

宗山窯(そうざんがま)/凛麺どんぶり タコ唐草・染唐草

昭和26年、岐阜県土岐市に創業。「個性的なうつわ作り」の理念を念頭に、温かみある生地に一点一点職人が呉須で描く大胆な絵柄が特徴の窯元です。口元が少し反っているのでスープが飲みやすい形状の凛・麺どんぶり。縁起の良い唐草文様は途切れることなく茎を伸ばしていくことから「繁栄・長寿」を意味します。職人による手描きの染付に、貫入釉(釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のひび模様)を施すことで出るやわらかな風合いが特徴です。手描きならではの呉須の濃淡が楽しめます。

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宗山窯/紬平ボウル 花安南(はなあんなん)・染唐草

手描きの染付安南柄が涼やかな浅型タイプの丼。サラダ麺やぶっかけうどんなど、日常使いにおすすめです。手描きならではの呉須の濃淡と、貫入の風合いをお楽しみ下さい。

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松助製陶所(まつすけせいとうしょ)/盛り丼 土灰釉(どばいゆう)

江戸時代後期に岐阜県土岐市下石に創業。約180年の歴史を持つ松助窯。松助窯の代名詞ともいえる「ミカゲ粗陶土」の土に、シンプルな灰釉をかけた平盛り丼。外側に削りを入れシャープに仕上げています。土本来の素朴さや温もり、力強さが伝わります。蕎麦やぶっかけうどんなどシンプルな麺類で使いたいうつわです。

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丹山窯(たんざんがま)/丼 紫陽花(BL)

昭和27年、岐阜県土岐市に創業。手描きにこだわり「粉引彩重(こひきいろえ)」と呼ばれる独自の技法を完成させ、焼き物ならではの繊細な表情をうつわに表現する無二の窯元です。章子さんによる手描きの紬どんぶりは、繊細な筆使いと絶妙な色の重ねが見事な紫陽花と、粉引の釉薬・緋色が絶妙なバランスでとても魅力的。煮麺や細めの麺が合います。

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丹山窯/麺どんぶり 紬 樹皮織部

広くて浅いどんぶりは、冷たいうどんがよく似合います。 麺だけでなく、サラダやちらし寿司など、いろいろな料理に使いやすい柔らかな佇まいのうつわです。
樹皮のような懐かしい紋様は、櫛で削りを入れて、さらに手塗りで仕上げています。

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伸光窯(しんこうがま)/反りどんぶり 山紫水明L雪 灰ホワイト・灰グレー

明治28年、岐阜県土岐市に創業。当初は登り窯を使い煎茶碗を生産。現在では、伝統釉薬を取り入れながら全工程を細部にわたり職人の手作業で行っています。山紫水明と名付けられた、豊かな自然を彷彿とさせる色使いのどんぶり。自然が魅せる一期一会の美しさを釉薬の「窯変(ようへん)」で表現しています。「窯変」とは窯の中で炎によって予期せぬ仕上がりに変化すること。それぞれの釉薬の調合にこだわり、さらに重なりによる変化を引き出すために、通常の窯よりも3倍の時間をかけてじっくりと冷まし仕上げています。モダンなシェイプで麺はもちろん、サラダやスープなどマルチに使えます。

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鈴木陶苑(すずきとうえん)/紬黒 白渦化粧土5寸丼

親子二代に渡りこつこつと陶器を焼き続けている窯元です。温かみのある淡い土色をした生地に、粉引や黒十草、三島、塗り分けなど多種多彩な技術と手仕事を施しています。陶器の柔らかい土感に黒の化粧土を施した紬丼。白い渦模様は撥水を掛ける事で優しい土色が浮き立ち、黒の化粧土とのコントラストがモダンです。使いやすい浅型は蕎麦や冷麺など冷製麺におすすめです。

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鈴木陶苑/凛麺丼 黒十草

陶器の柔らかい土感に黒の化粧土を施した凛麺丼。白い十草の部分は撥水の釉薬を掛けて浮き出させ、優しい土色と黒のコントラストがモダンなどんぶりです。引き締まった黒色がスープの色を引き立て、食欲をそそります。

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翔武窯(しょうぶがま)/反りどんぶり 金叩き

昭和49年、岐阜県土岐市に創業。磁器・陶器の7種類の土を、手描きの伝統の技と最先端の技術を融合させ、現代の暮らしに合ううつわ作りをしています。シックながらインパクトがある仕上がりの「金叩き」は、黒地を塗った後に、金色の絵の具を手作業で勢いよく叩き仕上げています。
麺はもちろんサラダなどの盛り鉢としてもテーブルを華やかにしてくれます。

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翔武窯/タコ唐草ロクロ目反り丼

翔武窯の代名詞「タコ唐草」。職人が描く大胆で縁起の良い染付の紋様は飽きが来ず不動の人気です。二箇所に「指押し」(成型時に指で押してくぼみをつける技法)があり、モダンな反り型にロクロ目を施した日本らしいうつわです。

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天狗窯(てんぐがま)/安南(あんなん)菊唐草6.3すり鉢

大正中期創業。瀬戸から駄知町へ移り住んだ陶工・加藤家の流れを汲む、老舗の窯元。外側の唐草模様は、デザインが流れるように2回にわたり焼成して浮き立たせるという、大変珍しい技法です。口縁にも2ヶ所「指押し」を施し、華やかさを演出。職人のこだわりが詰まったどんぶりです。すり鉢としても使えるので、ごまを擦ってうどんを盛れば風味豊かな味わいに。

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南楽窯(なんらくがま)/高台丼 紺ビードロ

明治43年、岐阜県土岐市に創業。昔ながらの伝統の技を受け継ぐ「すり鉢」の作り手として知られています。味わい深い紺ビードロの釉薬が特徴の高台丼。ご飯におかずをのせた「のっけ丼」や、軽めの夜食用「うどん」など、用途が広く使いやすいどんぶりです。両手に収まる小ぶりなサイズ感です。

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南窯(みなみがま)/呉須安南楽描 7寸どんぶり

創業約50年。織部・志野・粉引・赤絵・安南風呉須絵など、多彩な釉薬と手描きにこだわった、手作りの陶器の窯元です。伝統工芸士「工藤工」さんにお願いして完成した大ぶりの7寸丼。遊び心溢れ伸びやかに描かれた呉須の安南模様がモダンです。たっぷり食べたい麺類にぴったり!おもてなし用の大鉢としても活躍します。

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美濃の窯元がそれぞれの特徴を生かし、丹精込めて作り上げた麺鉢や丼の数々。お気に入りの一品を見つけて、夏本番を迎えましょう!