
信楽焼

松庄×Homeland

【Homeland】
信楽焼 土鍋 大
信楽焼の堆肥物が多く含んだ陶土を使って、やさしく暖かみのある表情に焼き上げた土鍋です。
直径約30cmの大きさは、4~5人前にちょうど良いサイズ。副菜や主食などお鍋以外のおかずが無い場合は3~4人前でも。
市販のストレートタイプの鍋つゆ(3~4人前)がぴったり収まるのもこのサイズです。
伝統的なスカーレット色=緋色は、その昔、琵琶湖の底にあった古琵琶湖層の土を練って作り、松の木をくべて火を起こし焼くことで生まれた独特の褐色のことを指します。現代の釉薬を用いて、熟練の技術者が窯の中での火の動きをも考慮しながら巧みに再現した、土鍋ではちょっと珍しい色です。
深い黒と茶の間の様な絶妙な飴色は、艶やかで品のある釉薬を使って焼き上げた信楽焼では定番の色です。使い込むごとに鈍く光る、風合いの変化をお楽しみください。
[サイズ]
φ29×H15cm
※多少の個体差があります。
[素材]
陶器
[原産国]
日本(信楽焼)
[取り扱い方法]
食洗機/乾燥機:〇 ※家庭用に限る
電子レンジ:〇
オーブン:×
対応熱源:直火
⽇本六古窯の⼀つである信楽焼きは、鎌倉時代が始まりと⾔われます。
信楽地域⼀帯は約400万年前に琵琶湖の底(古琵琶湖層)であったため、堆肥物を多く含んだ可塑性に優れた⼟の地層を持つことから、その⼟地柄を⽣かし、1300年の伝統的な技術を⼤切に守りながら、時代や消費者のニーズに合わせた多種多様な焼きものを世に送り出しています。
信楽焼の最⼤の特徴は、⼟味感ある素朴なぬくもりの質感と⾊。温かみのある緋⾊(ひいろ)の発⾊や、⼟と炎が作り出す⾃然釉を⽣かした⾵合いなど、⻑く定番として扱われる商品が作られています。
良質な⼟と確かな技術をもつ職⼈が作り上げた信楽焼きの窯元「松庄」と「Homeland」がコラボレートした⾵合いのある、使い勝⼿の良い⼟鍋です。
毎⽇使ってほしいという思いから、現代のライフスタイルに合わせて改良を重ね、中蓋と持ち⼿を取り、コンパクトなデザインが実現しました。
省スペースで収納ができ、贈りものとしても最適です。
天然の素材を用いて一つ一つ手仕事で仕上げていくため、かたちや色、質感には個体差があります。
一つとして同じでない、唯一無二の出会いをお楽しみください。
「ホームランド(母国)」と名付けられたキッチンツールプロジェクト。日本の作り手たちとの対話を通じ、「使い勝手の良い、長く使いたいもの」を生み出しています。長く愛せる道具を一つでも増やすことで、捨てない、無駄にしない、サステナブル(持続可能)なキッチンを実現して欲しいとの思いを込めました。